furatto aqua

小型水槽を中心に、アクアリウム関連の話題や少しだけ植物の話も。ふらっと立ち寄れるブログを目指しますよー

キューブガーデン・ミニS水槽にじわじわと苔が!!〜コケ取り生体編〜

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どうもダメマヨです。

 

私生活で凹み気味ですが、気を取り直して更新していきますよー!

 

去年からの更新間隔がかなり空いてしまいましたが、その間なにもやっていなかったわけでもありません。

 

コケが生えてる!?

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我が家のキューブガーデン・ミニS水槽は陰性の水草が入っています。

 

いわゆる陰性水槽というやつですね。

 

陰性水草の特徴として、低光量でも育つ点があげられますが、その分成長は有茎草(逆だから陽性植物?)に比べてとっても遅いです。

 

成長が遅いということは、その分肥料分の吸収も遅いので、水槽内で余った肥料分は他の者達に吸収されるということですね。

 

つまりつまり、それってコケ達に美味しく頂かれるということですねー。

陰性水草がコケやすいというのは、その成長の遅さに一つ原因がありそうですね。

 

我が家の水草水槽はどうかと言いますと、水槽立ち上げ初期に発生しやすい茶苔と斑点状の緑のコケが発生しています。

 

茶苔は全体的に発生していて、水草の表面やガラス面にもうっすら付いています。

 

指で擦ればヌルッと取れるくらいなので、根気よく手で落としていくのも一つの手法ではあるとは思います。

 

ですが、こんな世の中です。もっと便利に!楽しく!快適に!という人もいるかと思います。

 

そんな人間の代表格な自分はさっそくアクアショップへ出かけたのでした。

 

さっそくコケ取り部隊をお迎えしました!

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 アクアリウムではコケ食べてくれる生体がいまして、水草水槽をやる際にはある意味必須な存在かもしれません。

 

そもそも小型水槽なのでそんなに生体は入れたくないのですが、コケも取ってもらいつつ生体観察に勤しむのも楽しみの一つですので、今回はコケ取り生体として知られる代表格を選んでみました。

 
ヤマトヌマエビ

やはり水槽のコケ取りといえばこのヤマトヌマエビが挙げられます。

雑食性で糸状コケアオミドロ茶苔、生体の死体などをツマツマ・ガシガシ食べてくれます。

我が家のキューブガーデン・ミニS水槽では取り合えす2匹もいれば大丈夫でしょうか。

 

寿命は2〜3年、対応水温は20〜28℃、水温や水質の変化に弱いので水合わせや水換え頻度は注意が必要です。

エビは熱帯魚より敏感なので、水槽内の水質の影響はエビの方が影響が出るのが早いです。

なので熱帯魚が元気でもエビちゃんが先に死んでしまうこともありますので導入時にきちんと水合わせをしないといけません。

 

むしろそこさえ注意すればかなりの活躍が見込めるってことですね!

 
オトシンクルス

次に上げたのはガラス面水草の表面などのコケや汚れをハムハムして食べてくれる愛くるしい熱帯魚のオトシンクルス

茶苔などの比較的柔らかいコケを主に食べてくれます。

 

ただ、雑食性らしくコリドラス用のタブレットなども食べます。

 

ヤマトヌマエビに比べてしまうとコケ取り能力では劣りそうですが、エビより可愛いという点は捨てきれないのでお迎えしました。

 

オトシンクルスの中にも種類があるようで、オトシンクルス・ネグロという少し小ぶりで色の黒い種類の方がコケ取り能力では上のようです。

 

石巻貝

この貝も表面に付着した汚れやコケをアムアムして食べてくれるタイプです。

 

貝ですが意外と移動スピードは早く、脱走もします。

 

ひっくり返ると自力で起き上がれないこともあるようで、なかなか目が離せない生体かもしれません。

 

今回は水槽が小さいので、石巻貝も小さめの個体を選んでお迎えしました。 

 

 

しっかりと水合わせ!

アクアショップでお迎えする生体を選んで家に帰ったら早速水合わせです。

 

今回は水質変化に敏感なエビがいるので点滴法で水合わせをやってみます。

 

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バケツに生体を移したら(ショップで同じ水槽にいればこの方法でも大丈夫ですが、慎重を期すなら個別にバケツに入れることを推奨します)温度計を放り込みます。

 

そして、ヒーターをドボン。

 

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これで水温を水槽内とほぼ同じまで合わせます。

 

そしてそして

 

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サイフォンの原理とこの銀色のアイテムを利用して水槽からポトポトと水を入れていきます。

 

おそらくこれが点滴法と呼ばれる水合わせ方法だと思います。

 

この銀色のアイテム、名前を忘れてしまいました。

 

ですが、アクアショップになら置いてあるはずですので安心してください。

 

この道具によって点滴のようにゆっくりと水を混ぜていき、通常の水合わせよりも時間をかけて水質の変化に慣らしていきます。

 

ちなみに水槽側はというと、

 

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こんな感じで固定しています。

 

なんの重しもないとすぐに水槽からぷるん!とホースが飛び出して水が飛び散ります。

 

なのでホースの逆側にも重しになるようなものをつけるか、このようにクリップでとめてしまう方法が便利ではないかと思います。

 

 

 

 

これだけやればヤマトヌマエビへのショックも最小限に出来るはずです。

 

十分水が混ざったなというところで優しく掬い出して水槽にお迎えします。

 

 

いざ!コケ取り部隊、活動開始!!

 

無事水合わせを終え、早速流木に乗っかるオトシンクルス

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最初は暴れていましたが、落ち着いたのかツマツマしだすヤマトヌマエビ

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さっそく脱走を試みる、石巻貝

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今回はかなり時間が掛かりましたが、これからの活躍に期待できる生体を迎えられたので、これから水槽がキレイになるのが待ち遠しいです。

 

普段の水換えのペースをきちんと守ることが大事なのでしょうが、コケ取り部隊の力も借りつつキレイな陰性水槽を目指して行ければと思います。